ペンギンも準備万端 のとじま水族館20日再開
のとじま臨海公園水族館(七尾市)で20日の営業再開に向けた準備が急ピッチで進んでいる。生き物が避難先から続々と「復帰」。年間40万人が訪れる水族館の復活に、宿泊業者からは「復興の追い風になる」と期待の声も上がる。 壁が再塗装されたペンギンの展示スペースでは18日、いしかわ動物園(能美市)と上越市水族博物館(新潟県)から戻ったマゼランペンギン16羽が元気に泳ぎ回った。 水族館では本館の天井貼り替え、通路補修などが完了し、展示・海洋動物科長の加藤雅文さん(53)は「大勢の人に魚を見て楽しんでほしい」と期待した。 入館料は通常510円の子どもが無料、高校生以上は1890円から千円に下げる。20、21日は屋台村、夏休み中は「ポケモン」のスタンプラリーなど多彩な企画を用意する。