来年秋に三重県で開催される「全国豊かな海づくり大会」に向け、開催地となる南伊勢町の子どもたちが27日、町の特産品でもあるマダイの稚魚を放流しました。 　大会に向けた気運を高めようと、県内各地の海や川で様々な種類の稚魚などをリレー形式で放流するもので、これまでに南伊勢町をはじめ志摩市や四日市市でも行われています。 　27日は、南島西小学校と南島東小学校の4年生15人が参加し、県の施設でふ化し町内の種苗センターで育てられた体長10センチほどのマダイの稚魚、約4000匹を放流しました。 　また、地元の水産業について学んでもらおうと、ヒレに印をつけたカサゴやヒラメの稚魚も放流しました。 　「全国豊かな海づくり大会」は天皇皇后両陛下のご臨席のもと、来年秋に南伊勢町と志摩市を会場に開催されます。