輪島朝市で大規模捜索開始150人超 4万8000平米焼失
地震によって大火災が起きた輪島市の観光地「輪島朝市」周辺で9日午後、石川県警が150人超態勢の大規模な捜索活動を始めた。市内では連絡の取れない安否不明者が午前9時現在、100人おり、捜索は不明者の発見が目的。 輪島朝市の火災は1日夕に発生。3日までに約200棟に延焼した。大量のがれきで消火栓が十分に使えず、道路が寸断されて消火活動が進まなかったとみられる。国土地理院(茨城県つくば市)は、市中心部で約4万8千平方㍍が焼失したと推定している。 大規模捜索は他県警も協力し、13日までを予定する。