おわら一足早く楽しむ 富山駅前で演舞
9月1~3日に富山市八尾町中心部で開かれる「おわら風の盆」に合わせたイベント「おわら風の盆 前々々々々々々々夜祭」が24日、富山駅前の商業施設「きときと市場とやマルシェ」などで始まった。県民謡越中八尾おわら保存会のメンバーが優美な踊りと生演奏を披露し、観光客らが一足早くおわら情緒を味わった。イベントは25日も開く。 駅を利用する観光客におわらの雰囲気を楽しんでもらおうと、富山ターミナルビルが企画。編みがさを着けた踊り手と地方(じかた)衆が、とやマルシェや「マルート」内を練り歩き、マルート前の広場では大勢の人が見守る中、演舞を披露した。 25日は、八尾高校郷土芸能部の生徒が「マリエとやま」で演舞を披露し、踊り方教室を開く。とやマルシェでは9月4日まで「おわら風の盆展」が開かれており、おわらのポスターや浴衣などを展示している。