神戸、京都に敗れ今季初の3連勝ならず…エース大迫勇也は痛恨のPK失敗
◆明治安田J1リーグ▽第10節 京都 1―0 神戸(27日・ノエビアスタジアム神戸) 神戸はホームで京都に0―1で敗れ、今季初の3連勝を逃した。京都は連敗を3で止め、7試合ぶりの白星を手にした。 神戸にとって今季初の3連勝がかかった一戦で、異例の事態が起きたのは前半アディショナルタイム(AT)。神戸はDF初瀬亮のロングスローをゴール前でFW宮代大聖と京都MF松田天馬が競り合い、こぼれ球となったボールを元日本代表FW大迫勇也が左足ボレー。神戸が先制点を奪ったかに思われたが、VARにより直前のプレーがオフサイドと判定された。 得点が取り消されて騒然となったスタジアム内のモニターには、再びVARチェックの表示が。オフサイドと判定された直前のプレーで松田がハンドを犯したとみなされ、今度は神戸にPKが与えられた。キッカーの大迫は右足を振り抜いたが、京都GK具聖潤(ク・ソンユン)がファインセーブ。絶体絶命のピンチを防いだ。 ATを含めて1時間近く行われた前半を0―0で終えると、後半に京都が逆襲。同10分、CKからFW原大智が豪快なダイビングヘッドで先制のネットを揺らした。神戸は負傷離脱から復帰したMF汰木康也を投入し相手ゴールに攻め込んだが最後まで1点が遠く、ホームで完封負けを喫した。
報知新聞社