「イカゲーム」シーズン2、ゲームのルールは“前回よりも卑劣” 恐ろしさが加速する本予告公開
Netflixの大ヒットシリーズ「イカゲーム」シーズン2の本予告(http://youtu.be/m-ZcN0HCHH8)とキービジュアルが、このほど公開された。 「イカゲーム」は、膨大な借金や深刻なトラブルにより人生を諦めかけた者たちが、“人生一発逆転”できるほどの高額賞金を懸け、誰もが知る子どもの遊びになぞらえた「負けたら即死」のゲームに巻き込まれていくサバイバルスリラー。シーズン2は、人生詰みかけだった気弱な男ソン・ギフン(演:イ・ジョンジェ)がゲームで優勝してから“3年後”が描かれる。 映像は、強い覚悟のもと車へと乗り込み、再びゲームに向かうギフンの姿から始まる。前回とは違う想いでゲームに挑むギフンは、脱落者を出さないために「だるまさんがころんだ」で他のプレイヤーをけん制。しかし、参加しているプレイヤーはくせ者揃い。元BIGBANGのT.O.Pことチェ・スンヒョン演じる紫髪の男は、微塵でも動いたら即死という残酷な状況下で、前の人の背中をわざと押してドミノ倒しにしてしまう。犠牲を出したくないギフンの想いとは裏腹にゲームを悲惨な方向へとかき乱していくが、果たしてこの男は何を企んで参加し、ゲームにどんな影響をもたらしていくのか―。 シーズン2でも、シーズン1同様にゲームの“続行”か“中止”かをかけた参加者による〇×投票があるようだ。しかし、前回よりさらに参加者同士の争いを加速させるルールになっているようで、。ファン・ドンヒョク監督は「参加者たちは第1ゲーム終了後にゲームを続けるか止めるかを投票する機会が与えられますが、今回は前回よりもずっと卑劣なやり口なんです。投票はもはや義務となり、各ゲームの後、生き残った参加者たちは大胆な選択を迫られ、2つの陣営に分かれなければなりません。彼らは自分の選択の理由についてどんどん声を上げるようになり、両陣営間の対立と衝突は激化します」と、参加者間に完全なる分断が生じる仕組みになっていると言及。 映像にも、ゲームを続けたい“〇”、ゲームを止めたい“×”のワッペンをつけたそれぞれの参加者が、互いの命も惜しまないほど猛烈に争う様子が映し出されている。 詐欺に遭いやむなくゲームに参加している参加番号222番のジュニ(演:チョ・ユリ)と、暗号通貨投資に失敗し逃亡する元インフルエンサーの参加番号333番・ミョンギ(演:イム・シワン)が意味深に見つめ合っている様子も映し出されているが、実はジュニは妊娠していることが判明。また、涙ぐむ母親(演:カン・エシム)に対して、「もう一勝負で借金を返せる」とゲーム続行を訴える息子ヨンシク(演:ヤン・ドングン)ら親子や、そのビジュアルが話題を呼んだ未だ謎に包まれたままのパク・ソンフン演じる参加番号120番のプレイヤーの姿も垣間見える。 そして、メリーゴーラウンドのような回る円盤の上から参加者たちが一目散に逃げ回る新たなゲームの一端も描かれている。果たして参加者をどのように絶望へと追い詰めていくのか…。 Netflixシリーズ「イカゲーム」シーズン2は、12月26日に世界独占配信開始。