◇ウエスタン・リーグ 阪神6―6ソフトバンク（2024年6月19日 鳴尾浜） 阪神・熊谷敬宥内野手（28）が、19日のソフトバンク戦で、9回に同点満塁弾を放った。 「ホームランバッターじゃないので、たまたまですけど、その前の打席のいい感覚のまま打てた。結果を出せたのはいいこと」 2―6で迎えた9回2死満塁。ソフトバンク・渡辺佑の直球を振り抜くと、左翼への同点弾となった。この日はフルイニングで遊撃の守備につき、2つの打球処理を難なくこなすなど、安定感も光った。 内外野を守るユーティリティーさが持ち味の大卒7年目。15日のソフトバンク戦で、正遊撃手の木浪が死球を受けて左肩甲骨を骨折しており、「いつでもショートでも行ける準備をしておかないといけない」と力を込めた。
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