馬場ふみか、いろりでの料理シーンは「大変でした」 ドラマ「アリスさんちの囲炉裏端」制作発表
女優馬場ふみか(29)主演のBS―TBS火曜ドラマ9「アリスさんちの囲炉裏端」(7日午後9時スタート)の制作発表イベントが6日、東京都内で開かれ、馬場と共演の佐藤瑠雅(23)、加藤雅也(61)が出席した。 キナミブンタさんの「ウルトラジャンプ」(集英社)で連載された同名漫画を実写化したドラマは、10年ぶりに東京から帰り、祖母の住んでいたいろりのある古民家で一人暮らしを始めたアリス(馬場)との再会に佐藤演じる幼なじみの高校生・晴海がドキドキする。2人が囲むいろりごはんを通じて、おいしくて、あったかい幸せ時間を描く。加藤は2人を昔から見守る晴海の祖父役を演じる。 馬場は「いわゆる年上のお姉さんを演じたことはなくてすごく新鮮でした」と役柄に触れ、いろりでの料理シーンを「大変でした。キッチンでの料理シーンとは違って煙もすごいし、灰も舞う。いろりが低いので腰も痛くなるけど、炭の香りがする肉はおいしく食べたし、楽しく撮影できました」と振り返った。 佐藤も「僕はアリスを隣りで見てるだけでしたが、煙できつそうだなと思ってました」と明かすと、馬場は「悲しくもないのに、煙で涙が出ました」とコメント。「じいさん役を完成させる第一歩となる作品になりました」と紹介した加藤は、「孫(晴海)におせっかいを焼く役なんですが、くすっと笑いも提供できれば。ただおせっかいなじいさんだと、ウザいでしょ」と語った。 ドラマは京都府綾部市で撮影されたが、馬場は「自然ならではで、鹿が移動中に通り過ぎたり」と自然豊かな場所での印象を語った。佐藤は「地方での長期撮影は初めてでしたが、市民の方が協力してくれて、市長もあいさつに来てくれた。貴重な経験ができました」と打ち明けた。 このドラマはCBCでも12日深夜1時47分スタートする。
中日スポーツ