複数の児童にわいせつ行為 岐阜・各務原市の60代教諭を起訴
岐阜県各務原市立小学校に勤務する60代の男性教諭が複数の児童にわいせつ行為を行ったとして、県警に逮捕され、強制わいせつ罪と不同意わいせつ罪で起訴されていたことが4日、分かった。 市教育委員会によると、男性教諭は勤務する小学校に赴任した2019年度以降、複数の児童にわいせつ行為を行った。3月初旬に児童が被害を訴えて発覚。市教委が調査し、他の児童の被害も判明した。男性教諭はわいせつ行為を認めている。 被害の訴えがあってから、男性教諭は教壇に立っていないという。4月に起訴されて、現在は保釈され、起訴休職している。保護者を対象に説明会を開いたという。 市教委は児童と保護者の人権の保護を理由に4日まで公表しなかった。被害に遭った児童の性別や具体的な人数、時期を明らかにしていないが、捜査関係者によると、女子児童という。 今月12日の任期満了で退任する加藤壽志教育長は「被害に遭われた児童と保護者に申し訳ない」と話した。
岐阜新聞社