半導体株が株高を牽引、「次のサイクル」で狙いたい3銘柄
日経平均株価は33年ぶりの高値水準まで上昇。半導体関連株が牽引した格好だ（撮影：尾形文繁）
5月26日の東京株式市場は、前日のアメリカ株市場でナスダック総合指数が上昇したことを好感。半導体関連銘柄を中心に買われ、日経平均株価は前日比115円高の3万0916円と続伸した。 来週（5月29日～6月2日）は、短期間での急騰に対する警戒感やアメリカの債務上限問題への懸念はくすぶるものの、外国為替市場での円安ドル高が進行していることや、日経平均への寄与度の高い半導体関連銘柄への物色意欲が根強いことから、底堅い推移となりそうだ。 来週の日経平均の想定レンジは3万0400～3万1600円とする。なお、1日の変動幅が広がる波乱展開も覚悟しておきたい。
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冨田 康夫
