女性初の検察トップ、畝本検事総長が就任 「役割をしっかりと」
9日付で東京高検検事長から検事総長に就任した畝本直美氏(62)が同日、東京・霞が関の最高検で記者会見を開き、「重責を担うことになり、身が引き締まる。検察に求められる役割をしっかり果たす」と抱負を語った。 【図でわかる】検察官定年延長問題を巡る構図 検察トップの検事総長に女性が就任するのは初めてで、「男性であっても、女性であっても、このポストへの期待は同じ。誰もが働きやすい職場環境の構築に取り組みたい」とも語った。 畝本氏は中央大卒で、1988年に検事任官。法務省保護局長や最高検公判部長などを歴任し、2021年7月に女性初の検事長として広島高検検事長に就任していた。【山田豊】