【若松ボート(ナイター)GⅠ周年記念】山崎郡 好調な相棒を味方に再点火
<27日・若松ボート・初日> 最高の形でスタートダッシュを決めた。山崎郡の初日は2枠の1回走り。その初戦は「思い描いていた通りの展開になりましたね」と1枠の重成一人の懐を鋭く捉える差し切り勝ち。会心の勝利だったこともあり「しっかり掛かっていたので、1Mも冷静に落として回れた」とレースを振り返る声のトーンも上がる。 勝因について「足の裏付けがありましたからね」と認めるほど、機力は軽快そのもの。「手前からの加速感がいいですね。伸びもいい。負けることはない」と相棒の57号機に早くも太鼓判を押す。 前節のびわこ周年からのGⅠ連戦。そのびわこはエンジン差に苦しみ続け、6連続で続いた優出もそこでストップ。思わぬ急ブレーキを強いられたが、ここ若松で仕切り直し。「もう少しターン回り、出足がくればいいですけど、そこは欲の部分ですね。微調整でいけるところまでいきたい」。今年2月の尼崎地区選ではGⅠ初Vも決めた。大阪のホープが二つ目のタイトルへ、好調な相棒を味方に勢いを再点火させる。