大坂なおみ、代表で「プレーできるのはとてもエキサイティング」初日の対戦は過去1勝3敗と苦手とする相手
12日に開幕する女子テニスの国別対抗戦ビリー・ジーン・キング(BJK)杯予選日本-カザフスタン(東京・有明コロシアム)は11日、会場で組み合わせ抽選式が行われ、元世界ランキング1位で世界193位の大坂なおみ=フリー=は日本NO2で起用され、12日の第2試合で、相手のNO1で同50位のユリア・プチンツェワと対戦する。 大坂が、BJK杯の日本代表となるのは20年2月のスペイン戦以来。「この環境でプレーできるのはとてもエキサイティング」と、久しぶりのチーム戦に心を躍らせる。過去シングルスに7試合出場し、5勝2敗の成績を残している。 初日に対戦するプチンツェワとは1勝3敗で、苦手とする相手だ。この日の会見では「何度も対戦しているから」と、やや警戒心をのぞかせた。相手の2番手については「あまり知らない」。しかし、そこはチーム戦だ。どのように戦うかは「杉山監督やチームのメンバーから教えてもらってプレーしたい」と、久しぶりの団体戦ならではの戦い方を模索していた。 国別対抗戦の代表は、7月下旬のパリ五輪代表の資格に関わる。大坂にとって今年、パリ五輪出場がひとつの目標だ。しかし、前回の東京五輪以降、1度も日本代表になっておらず、五輪の出場資格に関わる国別対抗戦の代表は、今回が最後のチャンスだった。
報知新聞社