ヒュー・グラント、地元の映画館閉鎖に失望“皆みじめな顔して配信見てたらいい”
映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』や『ラブ・アクチュアリー』などで知られるイギリス出身の俳優ヒュー・グラントが、この度X(旧ツイッター)を更新し、長く愛された地元の映画館が閉館となることを嘆いた。 【写真】ヒューがシェアしたフルハム・ロード・シネマ ヒューは7月9日の投稿で、ロンドンにあるフルハム・ロード・シネマの古めかしい外観の写真をシェア。「フルハム・ロード・シネマが94年の歴史を終え、閉館する。不思議な気分だが、耐えられない」と、いつものシニカルな口調で嘆き、「みんな、自宅で座って“配信“”コンテンツ“とやらを観ようぜ。スクロールしながら、みじめな顔の絵文字をつけてさ」と綴った。 Varietyによると、今月初め、イギリスの娯楽コングロマリット「シネワールド」が映画館ブランドPicturehouseの縮小を発表しており、ヒューの愛するフルハム・ロード・シネマも、閉鎖の対象となっていたそうだ。 これをうけ、イギリス映画界とテレビ業界の関係者がヒューの投稿をリプライし、自らのショックを表明している。俳優のジェームズ・ドレイファスは、「ノーーーー! ここでティーン時代の半分を過ごしたのに」とコメント。ジャーナリストのテリー・クリスチャンは、「子どものころ、映画館の片隅で過ごした。魔法のようだった。映画館の周りを歩き、上映作品の場面写真を眺めて想像したものだ。フランスでしているように、守っていかなければいけない」綴った。また俳優のマイケル・ワーバートンは、「酷く悲しいし、同じくらい腹立たしい。みんな! こうした場所は一度失われると二度と戻らないんだぞ!」と怒りをぶつけた。 引用:「Hugh Grant」X(旧ツイッター)(@HackedOffHugh)