打球の行方を見守る大谷翔平

【MLB】ロッキーズ 3－5 ドジャース（6月20日・日本時間21日/デンバー） 　ドジャースの大谷翔平投手が、ロッキーズ戦の初回に先頭打者ホームランを放った。打った直後、相手のセンターがフェンス際でジャンピングキャッチを試みたこともあってか、一瞬だけ不安な表情を見せている。 【映像】大谷が一瞬見せた“不安気な”表情 　ロッキーズとの4連戦最終戦に「1番・DH」で先発出場した大谷。すると初回の第1打席では、相手投手のシンカーをうまく捉えて自身7度目となる先頭打者ホームランを放った。 　打球速度101.5マイル（約163.3キロ）飛距離427フィート（約130.2メートル）の一打は完璧な当たりに見えた。しかしセンターを務めるドイル外野手が、フェンス際まで追いかけてジャンピングキャッチを試みると、打球はグラブを通り越してフェンスを超えるギリギリの一発だった。 　ドイルの追い方やその後のジャンピングキャッチを目の当たりにした大谷は「もしかしたら取られる？」と思ったのかもしれない。打球の行方を追いながら、ボールがフェンスを越えると二塁の手前で安堵の表情を浮かべるなど、正にギリギリの攻防だった。 　この1本でナ・リーグトップの21号となり、HRキングを視野に入れた一発となった。このホームランに刺激を受けたのか、ドジャース打線がその後もコンスタントに点を取り5-3で勝利となった。 （ABEMA『SPORTSチャンネル』）