今月２３日、礼文島付近でロシア軍の哨戒機による領空侵犯が起きた問題で、知事と道防衛局長が情報共有のあり方について意見交換を行いました。 北海道・鈴木知事） 「情報の共有の在り方について、今後さまざまな議論をしながら円滑に進めていけるように取り組みを進めていければ」。 北海道防衛局長との意見交換は、２３日にロシアの哨戒機が礼文島付近で３度にわたって領空内に侵入したことを受け急きょ行われました。この問題をめぐっては防衛省から道への情報提供が官房長官の記者会見で事案が公表されてからおよそ１時間半後となり、迅速な情報共有が課題となっていました。 北海道防衛局長は「地域の安心安全の確保はもちろん、住民の不安を少しでも和らげるように丁寧な説明や速やかな情報提供に努めたい」と述べました。