【横浜好き】ベイスターズ二軍、42年ぶりのイースタン・リーグ優勝
濱口遥大、石川達也、吉野光樹など一軍で活躍する選手も4勝を挙げています。リリーフでは、7勝9セーブの渡辺に続いてディアスが35試合、堀岡隼人が33試合、松本凌人が32試合登板と、チーム防御率2点台の投手陣を支えました。
野手では井上と途中入団のフォードがチーム最多の8本塁打を放ち、今季一軍デビューを果たした松尾が打率.327、3本塁打、42打点と打線の中心として活躍。育成外野手の村川凪は打席数こそ少ないですが、打率.320、自慢の俊足でチーム2位の12盗塁を記録。大田泰示や楠本泰史、知野直人など、一軍経験が豊富な選手も加えて、チーム打率.264はリーグトップの好成績を残しています
42年ぶりにイースタンを制したチームは、10月5日に宮崎市のひなたサンマリンスタジアムで行われるファーム日本選手権で、ウエスタン・リーグの覇者である福岡ソフトバンクと対戦します。
二軍の日本一を決める「ジュニア日本選手権」がスタートしたのが1987年。1997年からファーム日本選手権と名称が変わったこの大一番、勝てば初の栄冠となるわけですが、ファーム日本一を来年以降の一軍の悲願達成につなげてもらいたいところです。
◆先週の度会隆輝(9月20日~28日) 20日のイースタン・リーグ、東京ヤクルト戦に3番・ライトで出場して5打数2安打、21日は5打席で2打数2安打、2四球、1犠飛で2打点と結果を残して22日に8月11日以来となる一軍昇格。
復帰後は代打で起用されているが、22日の東京ヤクルト戦は空振り三振、翌日はショートフライ、26日の巨人戦も空振り三振と、安打は出ていない。一軍の試合がなかった28日には、イースタンのロッテ戦に3番・ライトでスタメン出場して4打数1安打1打点と勝利に貢献。「優勝の瞬間に立ち会えて嬉しい」と喜びの表情を見せた。
文:大久保泰伸
大久保泰伸