NHK連続テレビ小説「虎に翼」第69回の一場面（C）NHK

　伊藤沙莉さん主演のNHK連続テレビ小説（朝ドラ）「虎に翼」（総合、月～土曜午前8時ほか）の第69回が7月4日に放送され、寅子（伊藤さん）が離婚調停を担当する梶山裕司（菟田高城さん）の言動に、視聴者から批判の声が飛んだ。 【写真特集】栄二は頼りたい人の存在を思い出す　明日の「虎に翼」場面カット

　裕司とフランス人の妻・ルイーズ（太田緑ロランスさん）の離婚調停を担当することになった寅子。2人の間に生まれた息子・栄二（中本ユリスさん）は窃盗事件を起こし、両親ともに栄二の親権を手放したがっていた。

　第69回では、寅子が両親と面談することに。裕司は「俺は栄二の面倒なんて絶対見ませんよ。今一緒に住んでいる相手が妊娠しましてね。早くケリをつけてそいつと結婚したいんですよ」と発言。新しい環境で栄二と再出発すればいいのでは、という提案に対しても、「勘弁してくれよ。そういうのは母親の仕事でしょ」と述べた。

　ルイーズが「離婚後はフランスへ帰って、心機一転やり直すつもりなんです」と話すと、裕司は「フランス、ほら、新しい環境にはぴったりだ」と嫌みっぽく返し、「らちが明かないので、裁判でもなんでもやってください」と言い放つのだった

　裕司の言動に、SNSでは「ドン引き」「クズっぷりに恐怖すら覚えるわ」「なんだこの父親、不倫で訴えてやれ」「さいってーな親だな」「そりゃグレるよな」「栄二君がふびんでならない」などと批判の声が相次いだ。