若葉竜也“三瓶”、杉咲花“ミヤビ”に感情を露わにして家族のことを話す様子に号泣「泣けるよなぁ」の声<アンメット>
杉咲花が“記憶障がいの脳外科医”を演じる、医療ヒューマンドラマ「アンメット ある脳外科医の日記」(毎週月曜夜10:00-10:54、カンテレ・フジテレビ系)の第9話が6月10日に放送された。三瓶(若葉竜也)がミヤビ(杉咲)に涙ぐみながら家族の話をする様子が描かれて、見ているほうも涙が止まらなくなってしまった。SNSでも「三瓶先生好きすぎてしんどい」「三瓶先生ぇぇぇ!!辛いなぁ、辛いよなぁ、泣けるよなぁ、、」と視聴者の声が寄せられ、トレンド1位となった。(以下、作品のネタバレを含みます) 【写真】過去、食事中のミヤビ(杉咲花)を見詰める三瓶(若葉竜也) ■「アンメット」とは 本作は、“記憶障がいの脳外科医”という主人公・ミヤビが、目の前の患者を全力で救い、自分自身も再生していく新たな医療ヒューマンドラマ。原作は、講談社「モーニング」で連載中の同名漫画で、元脳外科医である子鹿ゆずるが描く“リアル脳外科医”の世界が、医療従事者のみならず、各方面から絶賛されている話題作。 ある事故で脳を損傷した丘陵セントラル病院の脳外科医・川内ミヤビを杉咲が演じるほか、同じく脳外科医で優秀だが変わり者の三瓶友治を若葉、救急部長で脳外科も兼務している星前宏太を千葉雄大、看護師長の津幡玲子を吉瀬美智子、ミヤビの主治医である関東医大病院の脳外科教授の大迫紘一を井浦新が扮(ふん)する。主題歌はあいみょんによる「会いに行くのに」。 ■ミヤビは三瓶本人と向き合おうとする 1年半前、不慮の事故で脳を損傷した脳外科医の川内ミヤビは、過去2年間の記憶を全て失い、新しい記憶も1日限り、寝て起きたら前日の記憶がなくなってしまう記憶障がいに。ミヤビの1日は毎朝5時に起きて机の上の日記を読み、失った記憶を覚え直すことから始まる。 現在は、関東医科大学病院脳神経外科の教授・大迫紘一の治療を受けながら、記憶をなくす前の研修先だった丘陵セントラル病院に勤務しているが、医療行為は一切行わず、看護助手として働いていた。しかし、同じ脳外科医・三瓶友治に促されて手術を無事に成功させ、脳外科医に戻ることに。 過去に三瓶と綾野(岡山天音)と麻衣(生田絵梨花)と4人で食事をしたことを思い出したミヤビは、麻衣が三瓶との婚約について何か知っているのではないかと考える。自宅で餃子パーティーをしながら麻衣に尋ねると、その記憶は自分たちが南アフリカのケープタウンで三瓶と初めて会ったときのものだと分かる。 当時、ミヤビと三瓶が2人でよく行動していたことは事実だが、それは綾野からのアプローチをかわすためのうそが始まりだったという。婚約については麻衣も詳しくは知らず、ミヤビは三瓶本人と向き合おうとする。 ■三瓶は重度障がい者の兄がいたことをミヤビに話す そんな中、偶然、西島(酒向芳)と出くわしたミヤビは、西島の隣を歩く鵜原建設の押尾晴人(黒田大輔)を見て足がすくむ。理由は分からないが、とてつもない恐怖を感じる。 一方、麻衣から「大迫教授はミヤビちゃんに言ってないことがある」と聞いたミヤビは大迫の元を訪ねる。一度は何も答えなかった大迫だったが、あることをきっかけにミヤビを改めて呼び出し、「全部話すよ」と自分の思いを語る。 その後、ミヤビがデスクに向かっているところに三瓶がやってくる。三瓶は大迫と話した内容を聞くが、ミヤビははぐらかし、持っていたラムネを三瓶にあげる。ラムネのことから子どもの頃の話になり、三瓶は兄がいたことを話す。 ミヤビがお兄さんは今何しているのかと尋ねると、もう亡くなったと三瓶は言いつつ平気なそぶりを見せようとするが、顔をそむけて涙ぐむ。「すみません」と三瓶は向き直って、兄が重度障がい者であり、自分が8歳のときに重度障がい者施設に入ったことを話す。「障がい者施設を勧めた人も、僕も家族もみんなそれが最善だと思っていたんですけど、兄はずっと泣いてて。世の中も僕も、兄のためって言いながらただ遠くに見えないようにしていただけなのかもしれないなと思いますね」と三瓶は切々と語るのだった。 普段は無表情で何を考えているのか読み取りづらい三瓶が、無防備に涙ぐんで声を震わせる姿には見ているほうも涙が止まらなくなってしまった。SNSでも「三瓶先生ぇぇぇ!!辛いなぁ、辛いよなぁ、泣けるよなぁ、、」「三瓶先生の泣き方可愛すぎて母性溢れすぎて保育園開園しそう」「三瓶先生好きすぎてしんどい」と視聴者の声が寄せられてトレンド1位となった。 ◆構成・文=入江奈々 [/EXCLUDE]