ザスパ群馬 細貝選手 現役引退と社長兼GM就任会見
今シーズン限りで現役を引退しザスパ群馬の社長兼ゼネラルマネージャーに就任する細貝萌選手の記者会見が開かれました。 前橋市にあるチームのクラブハウス=GCCザスパークで開かれた記者会見で細貝選手は「他のところでサッカーをする選択肢はなかった」と語りました。そして「家族の支えのおかげで20年間サッカー選手でいられた」と述べました。またザスパでキャリアを終えることについて、「群馬でスパイクを脱ぐことにこだわって曲げずにやってきた。達成できたことは誇り」と地元への思いをにじませました。そしてチームメイトなどから花束が贈られ、笑顔を見せていました。 引退会見に続いて開かれたのは社長代行兼ゼネラルマネージャーの就任会見です。ザスパは来年2月1日付けで細貝選手が社長代行兼ゼネラルマネージャーにそして4月に正式に社長に就任し、赤堀洋社長が会長に就任するなどの新体制を11日発表していました。 赤堀社長は、「ザスパ再生の象徴として細貝選手の社長就任が最善だと考えた」と話しました。また細貝選手はチームの強化や育成などを行うとし、「引き受けてくれた細貝選手の心意気を裏切らないようしっかりサポートしていく」と語りました。 ザスパは来シーズンJ3への降格が決まっていて細貝社長のもと、まずはJ2復帰をめざします。