原発事故の影響で閉校 浪江町津島地区の小中学校解体へ 去年にはイベント開催も活用の見通し立たず
テレビユー福島
原発事故の影響で閉校した福島県浪江町津島地区の小学校と中学校の校舎が、解体される見通しとなりました。 浪江町の津島小学校と中学校の校舎は原発事故の後、避難先の二本松市で再開し、2021年に閉校しました。 校舎は震災直後、避難所となりましたが、その後、津島地区に避難指示が出されたため、使われていませんでした。 去年、津島地区の一部で、避難指示が解除されてからは、住民が集まるイベントが開かれ、地元・南津島の田植踊りが、震災後初めて披露されました。 町は今年10月から校舎を活用する事業者を公募しましたが、小学校に応募はなく、中学校には1社の応募がありましたが、審査の結果、採用されませんでした。活用の見通しが立たなかったことから、町は校舎を解体する方針を決めたということです。町は解体工事の時期について「未定」としています。
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