創立100周年祝い白熱プレー 富山県小矢部の石動高野球部、強豪・天理(奈良)と招待試合
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石動高校(富山県小矢部市西町)の創立100周年を記念した同校野球部と奈良県の強豪、天理高校との招待試合が29日、同市の小矢部野球場で行われた。雨の中、両校のナインが白熱したプレーを繰り広げ、大勢の観客が見入った。 石動高は1948年創部で、78年に夏の甲子園大会に初出場した。天理高は春夏通算55回の甲子園出場を誇り、春1回と夏2回、全国制覇している。 試合は石動高が1-20で敗れた。4点を追う三回に敵失で1点を返したが、相手投手陣に散発4安打に抑えられた。天理高は二、九回以外は得点した。 先発した石動高のエース、三門明壱心(みかどめ・いっさ)投手(2年)は「得意の変化球は通用した部分もあった。この経験を糧にしたい」、中野祐輔監督は「全国レベルの打球の質だった。周年記念でいい機会をもらった。浮き彫りになった課題を今後に生かす」と振り返った。