高橋宏がブルペン入り 22歳、先発の柱―侍ジャパン
今月開催される野球の国際大会プレミア12に臨む日本代表「侍ジャパン」の事前合宿が3日、宮崎市の清武総合運動公園で行われ、先発投手の高橋宏（中日）がブルペンに入って本格的な投球練習を始めた。 捕手を座らせ、スプリットなどの変化球も交えて48球を投じた。 全力に近い投球だったといい、本人によれば最高球速は151キロほど。「このユニホームを着て（今回の合宿で）真剣にブルペンで投げたのは初めて。雰囲気を味わいながら、一番は楽しく」。多くのファンが球場に駆け付けた日曜日。熱い視線を浴びながら、腕を振った。 チーム最年少の22歳は、今季のセ・リーグ最優秀防御率のタイトルを獲得するなど実力は折り紙付き。昨年のワールド・ベースボール・クラシック（WBC）は救援で優勝に貢献しており、今回のプレミア12では先発陣の柱として期待されている。井端監督は「もう投げるところは伝えてある。そこに合わせてやってもらえたらいい」と信頼を寄せていた。
