開発に約3年…バー経営者×金融マンが手掛けたご当地「クラフトジン」が完成 地域盛り上げに一役 石川・白山市
白山の自然の恵みがぎゅぎゅっと詰まった製品で、地域を盛り上げます。 石川県白山市で2023年オープンした蒸留所が手がけたオリジナルの「クラフトジン」が完成し、20日、お披露目されました。 【写真を見る】開発に約3年…バー経営者×金融マンが手掛けたご当地「クラフトジン」が完成 地域盛り上げに一役 石川・白山市 2023年5月、ユネスコの世界ジオパークに認定された、白山市の自然公園「白山手取川ジオパーク」。 独特な地形と豊かな自然から着想を得て、新たなブランドが誕生しました。 ■白山の伏流水で仕込んだ「クラフトジン」 それが、「HAKUSAN CraftGin」です。 つるぎ蒸留所 赤松一平さん 「石川の里山が持つ自然と文化の価値、そして持続可能な地域資源のあり方を広く発信していきたい」 穀物でつくられた蒸留酒をベースに、ボタニカルと呼ばれる植物性の素材を合わせることで作り手の個性が現れるのが特徴の「クラフトジン」。 使われる素材にはこだわりがたっぷり! 霊峰白山の伏流水で仕込み、白山市で育てられた清涼感あふれる二ホンハッカをはじめ、金沢産のゆずや加賀棒ほうじ茶など、6種類の素材が贅沢に使われています。 ■バー経営者×金融業界から酒造りの世界に飛び込んだ2人が生み出した 商品を手がけたのは、白山市鶴来で2023年、醤油店の蔵の跡地にできた「つるぎ蒸溜所」です。 金沢市内で長年、バーを経営する代表の羽場和宏さんと、金融業界から一念発起して酒造りの世界に飛び込んだ、赤松一平さん。異色の経歴を持つコンビの化学反応で生まれたこだわりの1本で、白山の美しい自然と蒸留酒の魅力を発信します。 羽場和宏代表 「白山の豊かな手取川の水源をイメージした青、あと大自然の清々しさを表現。色んなシチュエーションで試して頂いて皆さんに楽しんでいただければと」 ■12月9日までに1000本を生産し販売 約3年間の開発期間を経て生まれた、白山市で初のオリジナルジン。 第1弾は、12月9日から白山市内の小売店などで1000本が販売される予定です。
北陸放送