「判定かKOかは関係ない」タパレスが井上尚弥戦の戦略を明かす！4団体統一に向け「世界に自分が王者である姿を見せたい」
12月26日にボクシングWBC&WBO世界スーパーバンタム級王者の井上尚弥（大橋）対WBA&IBF同級王者マーロン・タパレス（フィリピン）が激突する。ビッグマッチの実現前に日本人の母とナイジェリア人の父を持つボクシングの元日本スーパーライト級王者の細川バレンタイン氏がタパレス本人に直撃取材し、その様子を自身のYouTubeチャンネルで公開した。 動画内で、タパレスはモンスターについて「もちろん彼は高いレベルのボクサーで、きっと彼はハードな練習をこなしパンチ力とスピードがある」と印象を語った。そのうえで、「この戦いのために非常にハードな練習を積みました。この試合は私にとって本当に重要なもので、もちろん世界に自分が王者である姿を見せたい。ナオヤ・イノウエに勝つ姿を」と力を込めている。 そして「判定かKOかは関係ない。大切なのは私が勝つこと」と口にしたうえで、「今回はナオヤ・イノウエのホーム、日本で戦う。だからジャッジに印象づける必要がある。この試合は全てにおいてイノウエに勝たなければならない。たとえ判定になったとしても私が勝てるようにね」と戦略を明かした。 はたして4つのベルトを手にするのはどちらのファイターか。東京・有明アリーナで雌雄を決する。 構成●THE DIGEST編集部
