後半、流れを掴んだGYMRATS

GYMRATS No.17松葉翔太郎

1月6日、「京王 Jr.ウインターカップ2023-24 2023年度第4回全国U15バスケットボール選手権大会」男子準々決勝でBBA(北海道)とGYMRATS(静岡)が対戦。BBAがわずかにリードして迎えた3Q、GYMRATSが流れを掴んで逆転。4Qではさらにリードを広げて62-50で勝利し、明日の準決勝(13:20)に駒を進めた。 【表】Jr.ウインターカップ2023-24男子トーナメント表をチェック BBAはファーストオフェンスでNo.24佐々木悠斗がトップから3Pシュートを決めるとGYMRATSが早い展開からNo.0佐藤凰臥がレイアップを決め返す。共にアップテンポなオフェンスを展開。BBAはNo.5廣部樹己がレイアップを決めたものの、3Pシュートが入らずあとが続かない。一方GYMRATSはNo.45山本颯柊、No.1ヒュリング海、No.0佐藤が決めていって先手を取っていく。クォーター終盤、BBAはNo.90クレ ジェラミ アキが速攻からレイアップを決めるなど得点をあげていくと、No.23齊藤月奏のコーナー3Pで逆転。16-13で1Qを終える。 2Q立ち上がりはBBAが攻防で流れを作るが、中盤以降はGYMRATSのオフェンスが奏功。No.45山本颯柊のフリースロー、No.0佐藤のレイアップ、No.77栗田琳蔵のミドルシュートと決めていって19-24とその差を縮める。その後はシュートを決め合う展開となり、BBAの32-28でハーフタイムを迎えた。 3Q、GYMRATSはNo.17松葉翔太郎の連続得点をマークして残り5分で34-36と迫ると、No.0佐藤がゴール下で決めて同点に。BBAはNo.30壽崎琉が速攻からレイアップを決めると、GYMRATSはNo.0佐藤がロング2Pシュートを沈める。見ごたえある攻防が続くと残り1分40秒、No.0佐藤が右ウイングから3Pシュートを沈めて41-38と逆転に成功する。GYMRATSはさらにNo.9大石聖七も3Pシュートを沈めて3Qをリードして終える。 BBAは4QNo.23齊藤が得点源となって点差をキープするが、GYMRATSのオフェンスを止められない。No.0佐藤、No.17松葉が得点していくと残り3分33秒、No.0佐藤が早い展開からバスケットカウント。55-44と2桁差にする。 残り3分を切ってからBBAはNo.27伊藤元がスピードを生かしてドライブを決めると、No.55袋井想之介がリバウンドから得点。さらにバックコートからプレッシャーをかけてミスを引き出してオフェンスにつなげるなど必死のプレーを見せたが、BBAが62-50で逃げ切り。明日の準決勝(13:20)では、四日市メリノール学院中(三重)と対戦する。 ------------------------------------------------------------------------------- 京王 Jr.ウインターカップ2023-24 大会正式名称：2023年度第4回全国U15バスケットボール選手権大会／U15 JAPAN BASKETBALL CHAMPIONSHIP ■開催期日：2024年1月4日(木)～8日(月・祝) ■会場：武蔵野の森総合スポーツプラザ (東京都調布市西町290-11) ■出場校:男女各52チーム、計104チーム (予定) ■大会方式:トーナメント戦によるノックアウト方式 ■放送・配信:試合ライブ配信予定、バスケットLIVE：https://stn.mb.softbank.jp/y1j4h