【MLB】ヤンキース ワールドシリーズ第2戦は16勝左腕ロドン、第3戦は5年目右腕シュミットが先発へ
エース右腕のゲリット・コールがワールドシリーズ第1戦に先発することをすでに発表しているヤンキースだが、第3戦までの先発投手が確定した。第2戦には今季16勝を挙げた左腕カルロス・ロドン、第3戦にはメジャー5年目の右腕クラーク・シュミットが先発。よって、ドジャー・スタジアムで行われる第1戦はコールとジャック・フラハティ、第2戦は山本由伸とロドンのマッチアップとなる。なお、ドジャースはまだヤンキー・スタジアムで行われる第3戦以降の先発投手を発表していない。 熱戦が続くポストシーズンの日程・結果一覧 第2戦で山本と投げ合うロドンはヤンキース移籍2年目の今季、レギュラーシーズン32試合に先発して175イニングを投げ、16勝9敗、防御率3.96、195奪三振を記録。ポストシーズンはここまで3試合に先発して1勝1敗、防御率4.40だが、ガーディアンズとのリーグ優勝決定シリーズ第1戦では6回93球を投げて被安打3、奪三振9、与四球0、失点1という好投を見せた。 ロドンは「僕は以前ドジャー・スタジアムで投げたことがある」とコメント。「ジャイアンツ時代と同じような感じになると思うが、そのとき以上に歓声は大きくなるだろう。でもきっと楽しい雰囲気になると思う。楽しい経験になると思うし、もちろん試合に勝つことが目標だ。僕はそのこと(勝利)に集中しているよ」と登板への意気込みを語った。 本拠地ヤンキー・スタジアムでの第3戦に先発するシュミットはメジャー5年目の今季、16試合に先発して85回1/3を投げ、5勝5敗、防御率2.85、93奪三振を記録。開幕からローテの一角として好投を続けていたが、5月末に広背筋を痛めて3ヶ月の長期離脱を強いられた。9月に復帰し、ポストシーズンではここまで2試合に先発して防御率3.86(勝敗なし)。地区シリーズもリーグ優勝決定シリーズも1試合だけ先発し、いずれも4回2/3を投げて2失点で降板している。 2024年のワールドシリーズは日本時間10月26日に開幕。ヤンキースとドジャースの43年ぶりの「決戦」がいよいよ幕を開ける。