チャンスに弱い巨人の打者に知ってほしいこと。V9は自己犠牲の精神を持った集団だった【堀内恒夫の多事正論】
V9で自らができることを考え、その役割に徹した土井。右は王/写真=BBM
プロ野球は交流戦が終わって、再び同一リーグ同士の戦いに戻った。相手のデータが少ない中、手探り状態で戦った3週間に比べると、慣れた相手とのリーグ戦だから、落ち着いた戦いができるだろう。 セ・リーグはヤクルトが交流戦で大躍進し、上位争いの輪の中に入ってきた。広島はじめ、他チームが軒並み苦戦する中での好成績だから、当然こういう結果になる。こんなことが起こるから交流戦は怖い。あわよくば交流戦で抜け出したかった巨人も例外ではなかった。前半戦と交流戦を終えた段階までの巨人の戦いをチェックしてみる。 不満なところはいくつかあるが、その中から、最も気になったことを・・・
本文:1,297文字
購入後に全文お読みいただけます。
すでに購入済みの方はログインしてください。
週刊ベースボール