新居浜市で大規模災害を想定した対応訓練 警察と消防が企業と連携
南海放送
大規模な災害を想定した災害対応訓練が愛媛県新居浜市で行われました。 県警と消防、地元企業からおよそ110人が参加して行われた、きょうの訓練。南海トラフを震源とする震度6強の地震で大規模な土砂崩れが発生、多数の人が巻き込まれた想定で行われました。 訓練では道路にできた段差を民間企業の重機が整え、緊急車両用のルートを確保します。 新居浜市では、南海トラフ地震によって最大震度7の地震が起こり、3万5000棟余りの建物が全壊、およそ1800人が犠牲になるなどの被害が想定されています。 きょうは人が近づけない場所を想定して、ヘリコプターを使った救助訓練も行われました。県警と消防では、今後も地元企業との合同訓練を行い、連携強化を図りたいとしています。