各地に「大雪に関する早期天候情報」発表 13日(金)頃から山陰では降雪量がこの時期としてはかなり多くなる可能性
気象庁は5日、各地に「大雪に関する早期天候情報」を発表しました。 北海道日本海側、東北日本海側、北陸地方、長野県北部・群馬県北部、岐阜県山間部、近畿日本海側、山陰では11日頃~13日頃から降雪量が多くなり、この時期としてはかなり多くなる可能性があります。 【画像を見る】各地に「大雪に関する早期天候情報」発表【10日(火)にかけての雪・雨シミュレーション】 山陰地方では、7日(土)から8日(日)にかけては強い寒気が流れ込み、寒さが一段と強まります。山沿いを中心に積雪となる可能性があり、寒気の流れ込みによっては鳥取や松江で初雪の便りがあるかもしれません。 8日(日)は年末年始並みの寒さとなりそうです。週末、車で移動される予定のある方は冬用タイヤの準備をお願いします。 そして、翌週はさらに強い寒気がやって来そうです。 広島地方気象台は5日、中国地方に大雪に関する早期天候情報を発表しました。 中国地方は、13日頃から冬型の気圧配置が強まり寒気の影響を受けやすくなるため、山陰を中心に降雪量が多くなり、この時期としてはかなり多くなる可能性があります。 【山陰】 12月13日頃から「大雪」(5日間降雪量平年比 286%以上) 農作物の管理等に注意するとともに、除雪などの対応に留意してください。また、今後の気象情報等に留意してください。 <参考> この期間の主な地点の5日間降雪量の平年値は、以下の通りです。 地点 平年値 西郷 2センチ 松江 1センチ 横田 13センチ 赤名 13センチ 瑞穂 6センチ 弥栄 6センチ 境 2センチ 米子 2センチ 倉吉 3センチ 鳥取 5センチ 大山 28センチ 智頭 4センチ 上長田 13センチ 千屋 9センチ 津山 1センチ 高野 17センチ 八幡 21センチ 大朝 9センチ 「大雪に関する早期天候情報」はこのほか、北海道日本海側、東北日本海側、北陸地方、近畿日本海側、長野県北部・群馬県北部、岐阜県山間部にも発表されています。 これらの地域では11日頃から冬型の気圧配置が強まりやすくなるため、この時期としては降雪量がかなり多くなる可能性があります。