横浜FM生え抜きMF吉尾海夏、J2山形へ完全移籍「小さい頃からF・マリノスのユニフォームを着て…」
横浜F・マリノスのMF吉尾海夏がモンテディオ山形へ完全移籍することが発表された。 横浜FMの下部組織出身の吉尾。ベガルタ仙台、FC町田ゼルビアでのプレーを経験し、これまでJ1リーグ通算43試合4ゴール、J2リーグ通算72試合13ゴールを記録していた。直近では済州ユナイテッドFC(韓国)へ期限付き移籍し、18試合に出場していたが、来季は山形でプレーすることが決まった。 【2024-2025】Jリーグ全クラブ監督人事まとめ|新体制となるのは? 山形移籍に際して「モンテディオ山形の皆さん、こんにちは!吉尾海夏です!1日でも早く皆さんに認めてもらえるように頑張ります。J1昇格して最高の一年にしましょう!」と意気込みを語った。 また、下部組織から長く過ごした横浜FMに向けて以下のように感謝を述べている。 「このたび、モンテディオ山形に完全移籍することになりました。マリノスファミリーの皆さん、長い間本当にありがとうございました。アカデミーの時から数えると人生の半分以上を横浜F・マリノスで過ごし、一人の人間として、一人のサッカー選手としてたくさんのことをF・マリノスで教えていただきました」 「小さい頃からF・マリノスのユニフォームを着て『F・マリノスのために闘いたい、F・マリノスでたくさんのことを成し遂げたい』と思い続け、ここまでやってきましたが、なかなか自分が思い描いていたサッカー人生を送ることはできませんでしたし、応援してくれている皆さんの期待に応えられず、申し訳ない気持ちと悔しい気持ちを感じている時間の方が長かったかもしれません。でも、どんなに苦しい時もすぐ側に最高の仲間と最高のファン・サポーターの皆さんがいてくれたから、自分はここまでやってこれました」 「引退する時に、『あの時のF・マリノスでの時間があってよかった』と言えるように、ピッチの上でもっと自分の価値を高めて皆さんの目に留まる活躍ができるように頑張ります。本当にありがとうございました」