岡山知事選に無所属新人 共産推薦へ、表明2人目
任期満了に伴う10月27日投開票の岡山県知事選を巡り、共産党などでつくる政治団体は11日、党県常任委員の新人小坂昇氏(72)を擁立すると発表した。無所属で立候補し、共産が推薦する方針。知事選への態度表明は自民、公明両党が支援する3期目の現職伊原木隆太氏(58)=立民、国民推薦=に続き2人目。 小坂氏は香川県丸亀市出身。岡山市で記者会見し、伊原木氏が初当選した2012年に父親から法定上限を上回る寄付を受けていた疑惑に言及し「不問に付すのは問題だ。無投票で、県民が審判を下す機会を奪ってはならない」と訴えた。