「すべて祐大のおかげです!」最優秀バッテリーが互いに感謝語る DeNA・東克樹が2つの連勝記録達成 山本祐大が先制点で援護
◇プロ野球セ・リーグ DeNA 3-0 中日(10日、横浜スタジアム) DeNAは中日との同一カード2戦目に勝利し、カード勝ち越しを決めました。 【画像】フェンス際のボールをグラブの先でキャッチしたDeNAの度会隆輝選手 試合後のお立ち台に上がったのは、この日バッテリーを組んだ東克樹投手と山本祐大選手。東投手はプロ最多の124球を投げ完封勝利、山本選手は先制点含む3打数2安打1打点の活躍を見せました。 まずこの日のバッティングに関して聞かれた山本選手は「試合前に東さんに『今日も打たないとやばいよ』って言われたんで、そのおかげかなと思います」と試合前のやりとりを明かします。 9連戦の初戦となる前日の試合が、延長11回までもつれ込んだDeNA。6人のリリーフ陣がつなぎ、連戦中のチームにとっては苦しい展開になっていました。 しかしこの日は東投手が1人で投げきり、完封勝利。東投手の投球に関して山本選手は「昨日リリーフ陣もすごく投げた中で今日1人で投げ抜いたってところは、9連戦の中ですごく大きな、大きな1勝だと思う」と力投をねぎらいました。 完封のために東投手が投げきったのはプロ最多の124球。東投手は「昨日リリーフ陣がたくさん投げていたので、今日は僕が1人で投げ抜こうと思って初回からマウンドにあがりました」と登板前の思いを明かしました。 この力投のすえ勝利をあげた東投手は、球団新記録となる「横浜スタジアム11連勝」と「開幕から8連勝」を達成。この記録に関して聞かれた東投手は「すべて祐大のおかげです!」と高らかに発言。昨年の“最優秀バッテリー”らしいヒーローインタビューに集まったファンからは大きな歓声が上がりました。