みかじめ料名目で暴力団に現金を供与 県暴力団排除条例違反で事業者と組員に勧告 大分
大分県公安委員会は18日、「みかじめ料」名目で現金を渡していたとして、事業を営む男性と暴力団組員の計2人に県暴力団排除条例違反で勧告を行ったと発表しました。みかじめ料名目では県内初の勧告です。 県警によりますと、県内で事業を営む男性が暴力団の活動などに協力する目的で、去年5月から10月までの間、「みかじめ料」名目で県内の男性組員に現金12万円を渡していたということです。 毎月2万円を支払っていて、警察が別の捜査の過程で、今回の事実関係が判明しました。 違反行為に対して2人はいずれも認めているということです。 大分県暴力団排除条例は2011年4月に施行され、これまでに勧告を行ったのは今回で6件目で、「みかじめ料」名目は初めてです。
大分放送