熱中症警戒アラート出なくても「暑さ厳しいとき」に利用できる公共施設15か所『クーリングシェルター』指定 宮城・東松島市
東北放送
過去に例のない暑さで熱中症特別警戒アラートが発表された場合に備えて、宮城県東松島市は、公共施設15か所を暑さをしのぐ「クーリングシェルター」に指定しました。これらの施設は、アラートが出なくても暑さが厳しい時には、市民や観光客に開放されます。 【写真を見る】熱中症警戒アラート出なくても「暑さ厳しいとき」に利用できる公共施設15か所『クーリングシェルター』指定 宮城・東松島市 東松島市 渥美巖市長: 「ここは(受け入れ人数が)20人。ここもクーリングシェルターです」 東松島市で、クーリングシェルターに指定された施設の一つ、矢本西市民センターでは、渥美巖市長が利用方法を説明しました。 このシェルターは、熱中症特別警戒アラートが発表された場合の避難場所の確保を国が自治体に求めているものです。 東松島市は、全ての市民センターや市役所など15の施設で、およそ300人を受け入れる態勢を整えました。これらの施設では、9月までエアコンをかけます。さらに、警戒アラートが出ていなくても、暑さが厳しい時には施設を市民や観光客に開放することにしています。 東松島市 渥美巖市長: 「やっぱり暑くてどうにもならないとか、こういう所を開けておきますから、そこに来ていつでも避難する態勢にしたいなと」 市民: 「(買い物の)帰りにどこかで腰掛けたいな、休みたいなと思う時がある。助かると思う」 シェルターに指定された15施設のうち10の施設は休日も利用できます。7月からは商業施設なども順次、指定することにしています。 県内では、35市町村のうち東松島市を含め14の市と町でクーリングシェルターが指定されています。
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