戦力外の中日・上田洸太朗「ある程度覚悟、そこまでびっくりということはなかった」NPB以外の球団でのプレーも視野
中日は8日、上田洸太朗投手（22）、中島宏之内野手（42）、育成の竹内龍臣投手（22）、加藤翼投手（21）、垣越建伸投手（24）の5選手と来季の契約を結ばないことを発表した。上田は昨季までに計21試合に登板したものの、今季は1軍で登板なし。通告を受けて現役続行の意思を明かした。 ◇ ◇ ◇ 高卒4年目の若き左腕がドラゴンズを去る。紺のスーツに身を包み、名古屋市内の球団事務所に姿を見せた上田。通告を受け、「ある程度覚悟はできていた。そこまでびっくりということはなかったです」と落ち着いた口調で語った。 愛知・享栄高から2021年に育成ドラフト2位で中日に入団。2年目の22年5月に支配下選手登録され、同9月8日の広島戦（バンテリンドームナゴヤ）でプロ初勝利を挙げた。中日での思い出を聞かれ、「（初登板から）7試合かかったんですけど初勝利できたのが一番です」と4年間で唯一となった白星を振り返った。 現役続行を希望する。「年齢的なものもありますし、まだ体も元気。野球ができるうちは野球をやりたい」とNPB以外の球団でのプレーも視野に入れる。
中日スポーツ
