【スクープ】藤原紀香の4000万円を横領!倒産決定の大手芸能プロ社長が犯した“あり得ない罪”
所属タレントたちに届いた“一方的すぎる通達”
「サムデイの高橋社長は経営難に陥っても何の手も打たず、ついには親会社にあたる芸能事務所からも見切りをつけられていたんです。親会社も、サムデイのこの危機的状況に手を差し伸べることはなかった。そして債権者の取り立てを恐れたため、破産を申請する土壇場まで、所属タレントやスタッフに倒産の事実を知らせなかったんです。 事務所の看板的存在である藤原さんと篠田さんは、同じマネージャーが10年以上も担当を続けていて、多くの芸能プロダクションから“(マネージャーと)3人でウチに移籍しないか”と持ちかけられています。ただ、そのほかの所属タレントに関しては今後の見通しさえ立たない状況だそう」(芸能プロ関係者) 藤原が集めた預かり金の横領疑惑やタレントたちへのギャラ未払いについて、サムデイに質問状を送付したが、期日までに回答はなかった。 元サムデイ所属のタレントは、匿名を条件に本誌の取材に重い口を開く。 「所属タレントたちの間でも、ここ数年は“経営がうまくいってないんじゃないか”という話は出ていました。この11月は支払日になってもギャラが支払われず、突然弁護士名義で“事務所が倒産する”との通知が届いたときには唖然としましたよ。自分だけでなく、多くの所属タレントが“ギャラ未払いのまま倒産を迎えるんじゃないか”と不安に感じています。 今後の芸能活動については何のフォローもなく、問い合わせ先も“すでに破産手続きが始まっているので事務所ではなく弁護士に”と通達されていて……。いま考えると、月給制だったのが半強制的に歩合に切り替えられたり、社長や専務の意向で突然マネージャーがクビになったり、すでにサムデイから移籍している方がいまだにホームページ上に掲載されていたりと、おかしなことばかりでした。自分の売り上げは、紀香さんや篠田さんに比べれば微々たるものですが、最後の最後までこの仕打ちはあんまりだと思います……」 歴史ある芸能プロダクションの最後は、巨大すぎる負の遺産を看板女優に背負わせるという、あまりにも悲惨な幕引きとなってしまった。 古藤由佳 弁護士 『弁護士法人・響』 「難しい法律の世界をやさしく、わかりやすく」をモットーに、消費者トラブルや借金・交通事故・離婚・相続・労働問題など、民事事件から刑事事件まで幅広く手掛ける。FM NACK5『島田秀平と古藤由佳のこんな法律知っ手相』にレギュラー出演するほか、ニュース・情報番組などテレビ・新聞・雑誌等メディア出演も多数。