面識ない女性3人に性的暴行など被告に懲役8年
愛媛県今治市で面識のない3人の女性に性的暴行を加えたとして不同意性交等傷害の罪などに問われている男に対し、松山地裁は12日、懲役8年の判決を言い渡しました。 判決を受けたのは今治市玉川町の無職井出将輝被告です。 判決などによりますと井出被告は去年7月から8月の間に面識のない3人女性に暴行を加えたりわいせつな行為をしたりしたとして不同意性交等傷害の罪などに問われています。このうち1人はおよそ1週間の治療を要するけがをしています。松山地裁で12日に開かれた判決公判で渡邉一昭裁判長は、「人格を無視した悪質で卑劣極まりない犯行なうえ動機は身勝手で強い非難に値する」などと指摘しました。一方で被害弁償として女性2人にはあわせて110万円を支払っているなどとして求刑10年に対し懲役8年の判決を言い渡しました。 一方、井出被告の弁護士は「わいせつな行為はしていない」とする主張が認められなかったとして控訴については今後、井出被告と話し合って決めるということです。