ルルレモンが渋谷駅前に日本最大級の旗艦店をオープン、「アメリカンイーグル」跡地に
「ルルレモン(lululemon)」が、日本最大級の2つの旗艦店「ルルレモン 御堂筋」と「ルルレモン 渋谷」をオープンする。ルルレモン 御堂筋は10月19日、ルルレモン 渋谷は12月の開店を予定している。 【画像】「ルルレモン 御堂筋」パース画像
両店では、ヨガからランニング、トレーニング、ゴルフ、テニス、ハイキングまで、同ブランドの全ての製品カテゴリーを展開。シグネチャーアイテムの品揃えを強化する。また、シグネチャーアイテムの機能性やスタイリング、カラーバリエーションなど製品理解が深まる日本初のアイコンフィクスチャーを導入し、来店者のスタイリングをサポートできる空間づくりを目指すという。そのほか、ルルレモンが大切にしているブランドフィロソフィー「Sweatlife」をテーマに、2人のアーティストに作品制作を依頼。御堂筋店には「木目込み」という手法を採用する谷敷謙が、渋谷店には具象的モチーフを描くhitchと、自然から着想した抽象画を発表する simoによるアーティストユニット「ホールナイン(WHOLE9)」が作品を提供した。 関西旗艦店となるルルレモン 御堂筋は、梅田と難波を結ぶ大阪市のメインストリートである御堂筋に位置し、地元民から“みってらさん”の通称で親しまれる七宝山大福院 三津寺に隣接。延床面積は約600平方メートルで、2フロアで構成される。隣接する寺院と調和するよう、外観には布地の流れのような表情の木の板をあしらった。店内にも木材を多用し、自然で落ち着いた雰囲気を演出する。また同店は、ストアアンバサダーとしてフィットネストレーナーのTANIAとパートナーシップを締結。関西エリアのコミュニティの拡大とウェルビーイングの向上を目指すとしている。 日本旗艦店と位置付けるルルレモン 渋谷は、渋谷スクランブル交差点に面し、今年1月に閉店した「アメリカンイーグル(AMERICAN EAGLE)」跡地にオープン。延床面積は約650平方メートルで、地上1階と2階の2フロアで展開。地上1階ではウィメンズ、2階はユニセックスおよびメンズアイテムを取り揃える。外観にはパラメトリック木製フィンを採用し、ルルレモン ヨガマットの柔らかさと滑らかさを表現。店内は御堂筋店同様木材を多用し、自然で落ち着いた雰囲気の中に、アートやサイネージなどで遊び心を持たせたデザインに仕上げるという。