パンサラッサが帰国 シャトル先の豪州では100頭以上に種付け
シャトル種牡馬として豪州のユーロンスタッドで供用されていたパンサラッサ(牡7、父ロードカナロア)が帰国し、22日早朝にアロースタッド(北海道新ひだか町)に到着した。 現役時にドバイターフ、サウジCとGⅠ2勝を挙げたパンサラッサは、今春からアロースタッドで種牡馬入り。54頭に種付けしたあと、豪州に渡っていた。現地での種付け料は1万6500豪ドル(約170万円)に設定され、ユーロングループの優良繁殖牝馬を始め、100頭以上に配合された。 〝海外出張〟から半年ぶりに戻ったパンサラッサは馬房に入るとさっそく牧草を食べ始め、馬房の匂いを確かめるようにフレーメンをするなどリラックスした様子を見せていた。2025年の種付け料は250万円(受胎条件)で、前年に種付け(不受胎を含む)を行った申込者は200万円(受胎条件)に割引される。