【プレビュー】2年前の再現カード、チェルシーとリヴァプールが決勝で激突。遠藤航は移籍後初タイトルなるか | カラバオカップ
カラバオカップ決勝、チェルシーとリヴァプールが日本時間2月26日0:00からウェンブリー・スタジアムで対戦する。
チェルシー(リーグ成績:10位 勝点35 | 10勝5分10敗 | 42得点41失点)
今季からマウリシオ・ポチェッティーノ監督体制となったチェルシーだがリーグ戦では開幕からパフォーマンスを上げることができず、この時期に10位という苦しいポジションに位置している。 それでも、カラバオカップではブライトンやニューカッスルを退け、準決勝ではミドルズブラ相手にファーストレグを0-1と落とすも、ホームでのセカンドレグで6-1と大勝し、決勝に進出。リヴァプールとの決勝は、10-11の壮絶なPK戦の末に敗れた2022年の再戦に。2015年以来となるリーグカップ制覇へ、2年前のリベンジを果たして戴冠を狙う。 チーム状況では、ウェズレイ・フォファナやリース・ジェイムズらを引き続き欠くものの、ここ数週間で主力が続々と復帰。1-1で引き分けた先週のマンチェスター・シティ戦に近い構成となるとみられる。
注目選手:コール・パーマー
昨夏にマンチェスター・シティから加入した期待のアタッカーは、チェルシーですぐさまインパクトを残した。卓越した足下の技術とキープ力、ドリブル、得点感覚を示し、ここまでの公式戦32試合で14ゴール9アシストをマーク。この決勝でもチェルシーのタイトル獲得のキーマンとなるはずだ。
リヴァプール(リーグ成績:1位 勝点60 | 18勝6分2敗 | 63得点25失点)
一方、今季限りでユルゲン・クロップ監督の退任が決まっているリヴァプールは、リーグ戦でここまで勝ち点60を積み重ねて首位に位置している。 今季のリーグカップでは、レスターやウェストハムを下し、準決勝では2試合合計3-2でフラムを退けて決勝に進出した。クロップ監督のラストシーズンでのタイトル獲得へ、一昨シーズン以来となる2年ぶりのリーグカップ制覇に向けて、選手たちのモチベーションは非常に高いはずだ。 チーム状況ではディオゴ・ジョタやアレクサンダー=アーノルド、チアゴ、カーティス・ジョーンズ、アリソンらが負傷中で、チェルシーよりも厳しい状況。それでも、4-1で勝利した直近のルートン戦を欠場したモハメド・サラーとダルウィン・ヌニェスの復帰が期待されている。