『アナと雪の女王3』2027年に全米公開へ ジェニファー・リー「愛してくれてありがとう」
『アナと雪の女王3(仮題)』が2027年に全米公開されることが、8月9日(現地時間)にアメリカ・カリフォルニア州アナハイムのホンダ・センターで行われた『D23 2024: The Ultimate Disney Fan Event』の「ディズニー・エンターテインメント・ショーケース」にて発表された。 【写真】『アナと雪の女王2』場面カット(多数あり) 2014年に日本公開された『アナと雪の女王』は、運命に引き裂かれた姉妹エルサとアナを主人公に、凍った心をとかす“真実の愛”を描いたアニメーション映画。当時の世界のアニメーション映画歴代1位を記録し、日本でも当時歴代興行収入第3位となる255億円のヒットを記録。2019年には続編となる『アナと雪の女王2』が公開された。 会場には、前2作の監督を務め、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオのチーフ・クリエイティブ・オフィサー(CCO)でもあるジェニファー・リーが登壇。 リーは「『アナと雪の女王』には疑問がいくつもあり、ふたつの映画を通してそれらに答えてきました。ですが、すべてはどこから始まったのか、立ち戻ってみましょう」と話し、スクリーンに映し出された絵を見せる。「この絵はプロダクションデザイナーのブリトニー・リーが1作目のために描いたものです。これは今も私たちにインスピレーションをくれます。D23に来ているみなさんのために、ブリトニーが完成したばかりの絵をお見せしようかと思います。こんなことは今までに一度もやっていません。見たいですか?」と問いかけると、会場からは大きな拍手が。 「わかりました。これは(プロジェクトの)開発段階のものなので、後になって何か言わないでくださいね(笑)。ですが、よく見ると、アナとエルサの次の冒険の種がとらえられています。アニメーションにかかわるスタッフはみんな、この世界にまた戻れることを喜んでいます」と話しながら、会場限定で『アナと雪の女王3』のコンセプトアートを披露。「みなさん、『アナと雪の女王』の世界を愛してくれてありがとうございます。これからのお話をみなさんと分かち合えることが楽しみです」コメントを残した。
宮川翔