タイガースの“起爆剤”に…?阪神、1軍起用が待たれる有望株(4)矢野前監督はスタメン抜擢も
球団史上初の日本一連覇を目指している2024年の阪神タイガース。ここまでリーグ優勝を狙える位置につけているが、主砲・大山悠輔の二軍落ちなど思わぬ誤算も起きている。今後安定した戦いを続けていくには、やはり若手選手のブレイクが不可欠だろう。ここでは、一軍での起用が待たれる阪神の有望株を紹介したい。(※今季成績は6月19日時点)
髙寺望夢
・投打:右投左打 ・身長/体重:178cm/76kg ・生年月日:2002年10月17日 ・経歴:上田西高 ・ドラフト:2020年ドラフト7位 早くからブレイク候補に名前を挙げられている髙寺望夢。木浪聖也、小幡竜平といった一軍の内野陣からレギュラー奪取が期待される。 上田西高から2020年ドラフト7位で阪神タイガースに入団。高卒1年目は二軍で58試合に出場するも、打率.162、1本塁打、10打点に終わり、プロの壁に苦しんだ。 だが、高卒2年目の2022年はファームで90試合に出場。打率.290、3本塁打、44打点、14盗塁と大きく飛躍。シーズン終盤には一軍に昇格し、クライマックスシリーズ(CS)では「8番・二塁」でスタメンに抜擢された。 昨季は一軍出場なしに終わったが、二軍では打率.260、3本塁打、25打点、4盗塁とまずまずの数字を記録。 今季もここまで一軍出場はなし。ファームでは59試合出場で打率.259、8盗塁の数字となっている。守備面では遊撃を中心に二塁や三塁もこなしており、一軍でも活躍の場がありそうだ。
ベースボールチャンネル編集部