【大分県 2024年版】 春の絶景・風物詩10選 濃淡の桜色で染まる里山の風景
◆くじゅう花公園
くじゅう花公園は、阿蘇くじゅう国立公園内の久住高原に位置する、西日本最大級のフラワーパーク。 県内の人気観光スポットで、2023年からは名誉理事に就任した華道家・假屋崎省吾氏が園内のプロデュースを手掛けている。 22万平方メートルの園内には年間を通して500種類500万本の花々が咲き、くじゅう連山や阿蘇五岳といった雄大な山々をバックに四季折々の花々を観賞できる。 春はチューリップやポピー、パンジーなど、一年の中でも最も多くの花を楽しめるシーズンだ。 見ごろの時期:4月~11月上旬までさまざまな種類の花が見られる くじゅう花公園(くじゅうはなこうえん) 所在地 大分県竹田市久住町大字久住4050
◆一心寺
山奥の谷底に建つ一心寺は、西日本最大級の八重桜(ぼたん桜)の名所。約2万坪の敷地に15種類以上、約800本の八重桜が植えられており、4月頃には谷いっぱいに咲き誇る。 この八重桜を上から見下す景色は「桜の雲海」、谷底から吹き上がる風で舞う花びらは「桜の竜巻」、散った花びらで足下が濃桃色に染まる様子は「桜のじゅうたん」といわれ、毎年多くの人が観賞のために訪れる。 高台から見下ろすと、谷底に広がる桃源郷のような幻想的な景色を楽しめる。 ※拝観料 中学生以上1,000円 小学生300円 一心寺(いっしんじ) 所在地 大分県大分市廻栖野1305
◆花とアートの岬 長崎鼻
周防灘に突き出した岬、長崎鼻には、約16ヘクタールの花畑が広がり、春は九州最大級の約2,000万本もの菜の花が岬一帯を包み込む。 敷地内には、オノ・ヨーコをはじめとするアーティストの作品も点在しており、あわせて楽しみたい。 見ごろの時期:3~4月 花とアートの岬 長崎鼻(はなとあーとのみさき ながさきばな) 所在地 大分県豊後高田市見目4060
◆青の洞門のネモフィラ畑
耶馬渓(やばけい)は、中津市・玖珠町にまたがる「日本新三景」にも選定されている景勝地。 その耶馬渓屈指の名勝、競秀峰(きょうしゅうほう)の裾野に位置するのが、禅海和尚が掘り抜いた青の洞門(あおのどうもん)。 青の洞門の対岸の田んぼ一面に、青く可愛いネモフィラの花が咲き誇り、美しいブルーの世界が広がる。 見ごろの時期:4月初旬~GW頃 青の洞門のネモフィラ畑(あおのどうもんのねもふぃらばたけ) 所在地 大分県中津市本耶馬渓町曽木