今年戦力外通告を受けた甲子園のスターたちの「去就一覧」 現役続行、引退、未確定、岐路に立った男たちの決断
今年も143人に行われた戦力外通告。その中には多くの「甲子園のスター」たちがいた。彼らの去就について、今の状況を整理していきたい 【一覧】2023年 プロ野球 引退・退団・戦力外選手リスト 2013年の仙台育英の強打者で、U-18代表にも選ばれた上林 誠知外野手は来季から中日でプレー。2015年、東海大相模で優勝を経験した吉田 凌投手はロッテの育成選手として再出発する。2011年、日大三の優勝に貢献した高山俊外野手は新球団「オイシックス新潟BC」でのプレーが決定。2014年、大阪桐蔭の優勝に貢献した香月 一也内野手はオリックスで育成選手としてプレーすることが決まった。 DeNAを戦力外になった池谷 蒼大投手は静岡高時代、2017年にセンバツ出場。静岡球団「ハヤテ223」の入団が決まり、高校、社会人で過ごしてきた静岡でプレーすることになる。 阪神の北條 史也内野手は光星学院時代、3季連続(2011年夏-2012年夏)で準優勝してきた。来年から社会人の三菱重工westでプレーする。 一方、引退を決めた選手ではソフトバンク・髙橋 純平投手(県立岐阜商)。2015年はセンバツでベスト8入り。トライアウトにも参加したが、現役続行せず、ソフトバンクの球団職員に転任する。 去就が決まっていないのは、2012年センバツ出場した岡野 祐一郎投手(聖光学院)は今季、中日で戦力外。今季は15試合にも登板した実力派だが、まだ去就に関する情報はない。そして2015年夏の甲子園ベスト8経験のある左腕・成田 翔投手(秋田商)はヤクルトでプレーしていたが、戦力外。NPBでプレーするのを断念したが、まだ去就が確定していない状況だ。