9月20日、「国際スペシャル音楽と伝統芸能 会津若松大会」障害ある演奏家11人出演(福島県会津若松市)
「国際スペシャル音楽と伝統芸能 会津若松大会」は9月20日午後5時30分から、福島県会津若松市の會津風雅堂で初めて開かれる。障害がありながらプロとして活動する演奏家が国内外から集結し、個性の光る音楽を聴かせる。会津地方の伝統芸能団体も出演し、熱いステージを繰り広げる。 実行委員会の主催、市、市教委、福島民報社などの後援。2部構成で、第1幕は障害のある11人がステージに立つ。それぞれ幼少期に両親らから才能を見いだされた。体の不自由さなどに負けず練習を重ねて道を切り開き、活躍している。今回はピアノやバイオリンでショパンやチャイコフスキーらの作品を披露する。横山慶子舞踊学園の洋舞との共演もある。 午後7時からの第2幕は伝統芸能団体が出演。会津農林高の早乙女踊り保存クラブ、会津田島太鼓保存会、東山温泉芸妓(げいぎ)屋協同組合などが演奏や演舞を披露する。 全席自由で、一般の前売り券は1500円(当日券2千円)、高校生以下は無料。前売り券は會津風雅堂と喜多方市の喜多方プラザで販売している。福島民報社会津若松支社でも扱っている。
実行委は、障害者は年齢を問わず無料で招待する。付き添いも1人まで無料。希望する場合は事前に申し込みが必要。 問い合わせ、無料招待の事前申し込みは事務局 specialdentouaizu@gmail.com 実行委員の今村初子さん(東山温泉芸妓屋協同組合理事長)、目黒留美子さん、福西依子さんが福島民報社会津若松支社を訪れ、来場を呼びかけた。今村さんらは「演奏を通して、来場者に希望や勇気を感じてもらいたい」と話している。