親族の名前が刻まれた「平和の礎」前で涙を流す長山和子さん(右)と夫の松雄さん。長山さんは「高齢で足腰が悪く、ここに来るのは今年が最後かもしれない」と話した=23日午前8時25分、糸満市摩文仁・県平和祈念公園(竹花徹朗撮影)(沖縄タイムス)沖縄戦の記憶、心に刻む 慰霊の日、島全体が鎮魂の祈りに包まれ 平和と継承誓う【関連記事】「なぜ私を先に殺してくれなかったのか」 渡嘉敷島の集団自決で生き残った姉妹「あんなに小さい子も、ジリジリと焼かれて…」 日本軍が住民虐殺、目の当たり 「戦争起こす軍はいらない」モールス信号まねて銃剣突きつけられた 沖縄戦体験者「昔の軍隊になってはいけない」岸田首相、遺骨土砂に言及 県民感情に配慮して調達先を選定 新基地巡り考え示す沖縄戦を指揮した牛島司令官の軍服を展示 陸自、旧日本軍との連続性示す 施設を改修中で今後の扱いは「未定」