優勢に進めた市立船橋、押し込むもあと一歩届かず 桐光学園とドロー決着
横山杯第24回全国ユース招待サッカー大会が茨城県神栖市で開催され、大会4日目の28日、1stTOP決勝第2グループで桐光学園と市立船橋が対戦した。 【フォトギャラリー】市立船橋 vs 桐光学園 序盤、双方、中盤のプレスのかけあいの攻防となるなか、17分、味方のシュートのこぼれ球に、FW13池田煌(1年)が押し込み、市立船橋が先制。直後の19分にもDF79神田夢歩(2年)がシュートも枠外。その後も市立船橋は個人技をいかした連係で押し込んだ。 劣勢に立たされる桐光学園だったが、前半アディショナルタイム。ロングスローから最後はDF12池田(2年)が押し込み、同点に追いつき、試合を折り返した。 後半、一進一退の攻防が予想されたが、市立船橋が前半同様、攻勢をかけた。 個を生かした連係とセットプレーでチャンスをうかがうが、桐光学園GK1大村明裕(2年)を中心とした守備で跳ね返され、惜しいシーンは作るが、なかなかゴールまでが遠かった。 一方、押し込まれる桐光学園はFW39丸茂晴翔(2年)を起点に展開したかったが、市立船橋の人数をかけた速いチェックで相手陣内に入ることさえ難しかった。 迎えた24分。桐光学園はペナルティエリア中央付近でフリーキックのチャンス。キッカーDF16陶山響(1年)が放ったシュートを市立船橋GK辰侑樹(1年)に防がれ、得点とならなかった。 追加点が欲しい両チーム。残り10分となり、カウンターの応酬となったが決着つかず、試合は1-1の引き分けとなった。 (文・写真=佐藤亮太)