<侍ジャパン速報>日本が台湾に完封リレーで5-0快勝!
昨秋の「プレミア12」では、継投ミスから韓国に敗れ、初代王者の座を奪えなかった。専門家でない楽天・則本をストッパー起用したことが裏目に出た。その反省もあって、今回は中継ぎのスペシャリストを何人か選出したが、その一人、ヤクルトの秋吉が、8回からマウンドに上がって三者連続三振。9回は、日ハムの増井。増井も一人も走者を許さず、完封リレーを成立させた。辞退者が相次ぎ、今回の侍ジャパンはベストメンバーとは言えなかったが、“らしさ”を存分に発揮する快勝のゲームとなった。 試合後、小久保監督は、「ドラゴンズの本拠地ということで、大野、平田も、これ以上ないパワーをもらったと思います。平田もいいところで打ってくれた。台湾の打線は、現時点でトップの集まり。いいバッターがそろっていた。その打線を相手に日本が誇る投手陣が最高のパフォーマンスを発揮してくれて、完封リレーという最高の形で締めた。 (初選出のヤクルトの秋吉は?)あんなに、まっすぐが速いんだ?と(驚いて)ベンチで見ていた。来年はWBCがあるので、台湾とは必ず予選で当たる。そうは言っても開幕を控えている選手たちなので、全員使いきろうと、その両方の(狙いを)兼ねてやっている。明日も勝って、いい形で侍の試合を締めくくりたい」と笑顔でゲームを総括した。