被災地も春休み「よく辛抱し、よく耐え、迎えられた」石川県輪島市の小中学校で修了式
輪島市内9つの小学校と3つの中学校で22日、今年度の修了式が行われました。輪島を離れての避難生活を送ってきた生徒もリモートで参加しました。 【写真を見る】被災地も春休み「よく辛抱し、よく耐え、迎えられた」石川県輪島市の小中学校で修了式 輪島中学校・永草正彦 校長「家族と離れ、友達と離れ、不自由な生活の中でも、こうしてみんなよく辛抱し、よく耐え、きょうの日を迎えることができました」 輪島中学校の修了式は、市内に残る35人に加え白山市に避難している約80人とをリモートでつなぎ、輪島高校の教室で行われました。式の中で永草正彦校長は「みなさんはこれから輪島に戻り、今までにない景色を見ることになる。特別なことはしなくていい、当たり前のことを当たり前にやってほしい」と話しました。 輪島市教育委員会によりますと、新年度から中学校の授業は元の校舎で再開され、6つの小学校については、輪島中学校と大屋小学校の空き教室を使って授業が行われるということです。
北陸放送